代表の柳井一浩です。
皆様への自己紹介を兼ねて一言ご挨拶させていただきます。
住宅塗装の仕事に携わり17年が経ちました。18歳の時、建設分野の住宅塗装業に興味を持ち、県内の塗装会社に就職したのがこの仕事を始めたきっかけです。
就職したての頃は、親方や先輩の指示に従って毎日無我夢中で働いているだけでしたが、お客様から「キレイになったね」と声を掛けていただくことに何とも言えない感動と達成感を感じ、「もっともっと正確に綺麗に早く仕上げてお客様に喜んで頂きたい!」と、塗装技術の習得に没頭していきました。
多くの現場で修行経験をさせて頂く中で、自身の技術や塗装工事への思いに対する自信も芽生えていき、直接お客様に向き合えるような会社を自分で運営してみたいと思うようになっていきました。その後、約4年間お世話になった会社を退職し、22歳の時に柳井塗装を設立し独立いたしました。
初めは、仕事も少なく自分で営業したり苦労の連続でしたが、「お請けした仕事は1棟1棟、丁寧にさせて頂こう」と決め、誠心誠意塗装に取り組んでいく中で、お客様からのご紹介で仕事を頂くようになり、徐々に受注が増えていきました。その後、現在に至るまで、お客様や地域の方々、友人や仲間に支えていただいたお陰で、やってくることができました。
独立して10年が経ったころ、地元のご縁から母校の中学校のバスケットボール部の外部コーチに誘っていただきました。
「少しでも地域に恩返しできるなら、自分が役に立つなら」という感謝の思いで、仕事に支障が出ない範囲でお受けしました。
コーチを始めてみると、自分が選手として部活をしていた時とは視点も立場も異なり、毎回新しい発見の連続でした。
練習する上で何か目標をと思い「県大会出場」を第一の目標にしました。
毎回、1回戦敗退だったチームですが、悔しい気持ちを先輩から後輩へと代々受け継いで、経験を活かしながらコーチに取り組んでいきました。1勝また1勝と、徐々に勝ち進めるようになり、3年目には、「県大会出場」を達成することができました。子供達から頂いた大きなプレゼントだと思っています。
「県大会出場」という第一の目標を達成したときに、負け続けたことや初めて勝ったことなど、それまでのコーチ経験を振り返ってみると、部活動の中で起きていることは会社そのものだという事に気づきました。
チームワークを高める。トラブルが起きれば全員で話し合い解決させる。同じ目標に向かって日々努力する。これらは全て会社でも同じです。また、誰かが悩んでいればそれに気づいてやり声を掛けてあげることはコーチ(社長)の役目でもあります。
子供たちの為にと思ってしてきたことですが、実は子供たちが私自身を成長させてくれていたように思います。
地域の方々から貴重な経験をさせていただいたことに感謝して、会社を大きくするということよりは、柳井塗装に関わる方々に「よかった」と喜んでいただける、地域の方々から必要とされる会社になっていきたいと思います。
塗装習得や新塗料の研究に日々精進し、「塗装工事のプロフェッショナル」として邁進していきます。